退職しなくても働き方を改善できる方法~AI活用

教員×AI

「教員を辞めたい」

そう思ったとき、多くの先生は退職や転職を考えます。

もちろん、それも大切な選択肢の一つです。

しかし、すべての人が退職しなければ解決しないわけではありません。

実際には、仕事量を減らしたり、業務を効率化したりすることで働きやすくなるケースもあります。

私自身、教員として30年以上勤務する中で、「もっと早く知っていればよかった」と感じるものがあります。

それがAIの活用です。

近年はChatGPTをはじめとする生成AIが急速に普及し、教員の働き方にも大きな変化をもたらしています。

もちろん、個人情報や児童名などを入力してはいけません。

しかし、適切に活用すれば授業準備や事務作業の負担を大きく減らすことができます。

ここでは、私自身が実践しているAI活用法を紹介します。

ChatGPTで校務を効率化する

教員の仕事は授業だけではありません。

  • 会議資料の作成
  • 学年だよりの文章作成
  • 保護者向け文書
  • 校内研修資料
  • 行事案内

など、多くの文章作成業務があります。

以前は一から考えて文章を作っていました。

しかしChatGPTを使えば、文章のたたき台を短時間で作ることができます。

例えば、

「運動会終了後の保護者向けお礼文を300字で作成してください」

と入力するだけで、文章案が数秒で完成します。

もちろんそのまま使うのではなく、自分の言葉に修正する必要があります。

それでもゼロから作るより大幅に時間を短縮できます。

私は現在、非常勤講師として若手教員の指導をしていますが、文章作成に悩む先生にはAIを活用する方法も紹介しています。

AIで学級通信を作る

学級通信の作成は、多くの教員が時間をかけている業務の一つです。

私も担任時代は毎週のように学級通信を書いていました。

伝えたいことはあるのに文章がまとまらず、夜遅くまでパソコンに向かっていたこともあります。

そんなときAIは強力なサポート役になります。

例えば、

「5年生の宿泊学習が無事終了したことを保護者へ伝える学級通信を作成してください」

と依頼すれば、短時間で文章案が完成します。

また、

  • 丁寧な文章
  • 親しみやすい文章
  • 保護者向けの文章

など、文体を指定することも可能です。

最終的な内容確認は必要ですが、文章作成時間は大幅に短縮できます。

学級通信作成が苦手な先生ほど効果を実感しやすいでしょう。

AIで授業準備時間を減らす

授業準備は教員の仕事の中でも大きな割合を占めます。

教材研究は大切ですが、毎日何時間もかけられるわけではありません。

AIを活用すると、

  • 発問例
  • 授業導入のアイデア
  • グループ活動案
  • 振り返りシート案
  • クイズ問題

などを短時間で作成できます。

例えば、

「小学4年生の社会科『ごみ処理』の授業導入アイデアを5つ提案してください」

と依頼するだけで複数の案が出てきます。

もちろん授業づくりは教員自身が行うものです。

しかし、アイデア出しの時間を短縮できるだけでも大きな効果があります。

若手教員の中には授業準備に何時間もかかり、帰宅が遅くなる人もいます。

AIを活用することで、教材研究の質を保ちながら時間を節約することができます。

AI活用で残業を減らした実例

私自身は退職前から少しずつAIを学び始めました。

当初は、

「本当に使えるのだろうか」

と半信半疑でした。

しかし実際に使ってみると、文章作成やアイデア出しの時間が大幅に減りました。

現在はブログ運営でもAIを活用しています。

記事の構成づくりや見出し案の作成などに利用することで、作業効率が上がっています。

また、私が関わる若手教員の中にも、

  • 学級通信作成時間が半分になった
  • 研修資料作成が楽になった
  • 発問づくりの負担が減った

という声があります。

AIは教員の代わりに授業をすることはできません。

しかし、教員が本来力を注ぐべき「子どもと向き合う時間」を増やす手助けはできます。

教員が辞めたい原因は「仕事量」にあることが多い

教員が辞めたいと感じる理由の多くは、仕事そのものよりも仕事量にあります。

子どもと関わることは好きでも、

  • 終わらない事務作業
  • 大量の書類
  • 長時間労働

に疲れてしまうのです。

だからこそ、

「辞めるか続けるか」

の前に、

「仕事を減らせないか」

を考えてみる価値があります。

AIはその有力な選択肢の一つです。

もちろん、すべての問題を解決できるわけではありません。

しかし、業務の一部を効率化できれば、心と時間に余裕が生まれます。

そして、その余裕が教員として働き続ける力になることもあります。

教員を辞めたいと思ったときこそ、新しいツールや新しい働き方を取り入れてみてください。

AIは、これからの教員にとって心強いパートナーになるかもしれません。

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